目次
日本に観光に来ている外国人観光客相手にインタビューして感じた事
- どこでどんなことをするのかは事前に決めること
- 外国語は完璧でなくても通じる・伝えることが出来る
- 外国人は日本(景色・食べ物・文化・アニメ・歴史等)が大好き
- まとめ
どこでどんなことをするのかは事前に決めること
このイベントが成り立ったのは以前にある方(共同企画者の1人)が1人で同じような事をして成功体験をしたことがキッカケでした。
今回、その人から「今回はみんなで同じような事をしたい」と言うお誘いを頂き、企画がスタートしました。
僕が参加しているオンラインサロン上で募集を呼びかけ、参加表明をくれた仲間7人と外国人観光客がたくさん訪れる大阪の観光スポット「大阪城」で2グループに分かれてインタビューをしようという企画になりました。
大阪城は大阪の観光スポットの中でも有名でたくさんの観光客が訪れる場所。そんな大阪城にはたくさんのスポットがあり、その中から2か所選びインタビューする事にしました。
目標
- 大阪城のスポット場所を英語で説明する事。
目的
- 英語のアウトプット
- 外国人との交流・情報交換
- アウトプットによる自己肯定感をあげる。
幹事として募集を募る前、募集人数を「12人」と決めたて募集を開始しました。結果的には7人もの参加者と幹事4人を含め11人となりました。
※日程や時間等の条件があればもう少し参加者は増えたかも!?
英語のレベルは話せる人~全然話せない人までバラバラ。
共同幹事4人、イベント当日までに何度もweb会議を設けて打ち合わせをしました。
確認事項
- 日程・時間
- 悪天候時の決行判断基準
- インタビュー場所
- ・メンバー編成
- 目を引くためのアイキャッチ
- お礼(インタビューを受けてくれた人への)
考えるべき事1 天候
イベントを行ったのは7月上旬、当初イベント当日の天気予想では雨。7月といえば日本では梅雨時期に入っており雨が多い季節。
天候が最後までイベント決行の判断を悩ませました。
結果的には当日の天候は「晴れ」になり楽しく笑顔溢れるイベントになりました。イベント終わりのみんなの目の輝きが忘れられません。
7月もそうですが、野外でのイベントを企画する際には事前に天候確認は絶対条件ですね。今回僕たちは4人で企画運営(幹事)していましたが僕たちの様に何人かで企画運営をしている場合、決断する人は1人に委ねるのが良いでしょう。
考えるべき事2 メンバー編成
次に悩ませたのは「メンバー編成」かもしれません。
今回、幹事を含め全員の英語レベルはバラバラ。どのようなメンバー編成(組み合わせ)にするのかは問題でした。
「話せる人と話せない人と組ませる?」or「話せない人同士で組ませる?」
- 前者だと話せない人が委縮して話さなくなったらどうしよう。
- 後者だと外国人観光客にインタビューすら出来ないのでは?
せっかく参加するなら楽しくアウトプットし、満足したイベントにしたいと思いました。みんなで検討した結果、「前者」に決めました。
それと同時にインタビューする時は「男女ペアで行う」とも決め、行うことにしました。
男女ペアでインタビューをした結果、効果てきめんでした。
- 怪しまれなくなった
- よく足を止めてインタビューを受けてくれた
- 会話がよく弾む
男性同士でも実験しましたがインタビューは中々受けてもらえずでした。
怪しいのか、怖がられて全然ダメ。
1人では思いつかない発想もみんなとアイデアを持ち出せばいい案が浮かぶことを再認識出来ました。
考えるべき事3 インタビュー内容
企画立ち上げ当初は「場所の説明を英語でする」のが最初の目的でした。しかしながら英語レベルはバラバラで話せない人にとってはかなりハードルの高い物であるとわかりました。
そこで「場所の説明を英語でする」と言うのは最終目的に設定すると同時に、追加で質問を考えました。
- Welcome to Osaka Castle. 大阪城へようこそ
- Thank you for coming. 来てくれてありがとう
- Do you like Japanese food? 日本食は好きですか?
- How long are you going to stay in JP 日本にはどれくらいいる予定ですか?
- What is the purpose of visit in Japan(Osaka) ? 日本(大阪)に来た目的はなんですか?
- Where are you from ? どこから来たの?
- What do you like about Japan ? 日本の何が好きですか?
当初の目的に設定していた「有名な場所の説明を英語で説明する」からとても離れました。
それと同時に以下も目的であった事を思い出しました。
- 「英語のアウトプット」
- 「自己肯定感をあげる」
英語のアウトプットをする&外国人観光客と交流する方が僕たちのイベント満足度は高いのではと考え上記2項目をメインに再設定しました。
質問内容としてはとても簡単でしたが観光客の皆さんと話す中で、話が広がって色んな話が出来ました。その結果、想定していたインタビュー時間よりいっぱい話すことが出来、僕たちは満足する結果になりました。
考えるべき事4 お礼をどうするか
幹事の一人が「インタビューのお礼につるの折り紙をあげよう」こんな提案をしてくれました。
僕を含め幹事は満場一致で賛成。
加えて「手裏剣もどうか?」と言う話にもなったがこれにも賛成で満場一致。
外国の方は日本の折り紙が好きと言うのはよく聞いていた。日本人は外国人より手先が器用は人が多く、折り紙が上手な人が多い。
特につると手裏剣は日本を代表する物の一つで人気がある折り紙の一つ。
今まで知らなかったが折り紙には色んな種類があることもわかりました。
- 単色折り紙
- 千代紙
- 和紙タイプの物
初心者の僕には単色折り紙(厚みが薄い折り紙)がおりやすかったです。
その方が折り目はくっきりして、作り易い。おすすめは単色折り紙!!
※それでも僕が作った完成度はヒドイものでした(笑)
「つると手裏剣を折ってプレゼントしよう」と意気揚々と決めたがここで問題発生。
僕、一回もつると手裏剣を作った事がないのです。僕にとっては英語よりハードルが高い物だと思ってしまっていました。
ですがインタビューを受けてくれた人が折り紙をもらって笑顔になる、それを見て僕たちも嬉しくなる・・・そんなことを思い浮かべ即決しました。
「折り紙でつる、手裏剣を作る」と言う挑戦に関しては後日アップする??
僕の折り紙奮闘記はさておき、妻にもご指導いただき つる20個・手裏剣10個作ることが出来ました。
お礼として渡した時の笑顔は今も忘れることが出来ません・・・なんでもまずやってみる!!
折り紙を作っている時間は苦しかったですがすべては笑顔の為だと奮起し、やりきることが出来ました。
考えるべき事5 インタビューを受けてもらうために何をするか
僕たちが色々決めても、外国人観光客の皆さんが振り向いてくれなければ身も蓋もありません。
足を止めて、目を向けてもらう必要がありました。
目を引くものに関しては「簡易看板を作ってみんなで首にぶら下げ、道行く観光客の目が留まるようにアピールしよう」となりました。
以下が実際作り、ぶら下げた看板!!
見た目はともあれ、結構効果はありました!!
・「何、あれ?」
・「何かぶら下げている」
・「インタビューさせて欲しい、どういう事?」
観光客のみんなからすれば不思議だったのか多くの人が足を止めてみてくれました。
「アイキャッチ」と呼ばれる「相手の目を引く物」の重要さは今回のイベントでも勉強させて頂きました~レベルUP!!今後はどんどん取り入れるつもりです。
外国語は完璧でなくても通じる・伝えることが出来る
毎回僕が思う疑問があるので是非とも聞いて頂きたい・・・「外国語って完璧じゃないとでないと話してはいけないの?」これは僕が英語を勉強し始めた時から思い続けてきたことです。
僕はまだまだ勉強中で完ぺきではないです、特に文法はひどい・・・(泣)
「英語が話せますか?」というテレビの街頭インタビューでよく「話せません」と回答するのをよく見ます。何故?
・日本人の性格上の問題??
・日本が島国だから??
・英語に対して完璧を求めすぎているから??
ふじおかメガネで見てみると日本人は英語を「話せない」のではなく「話したくない」と言うのが正しいと思っています。
「話せない」<「話したくない」
じゃあ何で話したくない?・・・答えは「もし話して発音や文法がぐちゃぐちゃだったら恥ずかしいから」、つもり英語に対して正確さを求めすぎているからが多いと思っています。
インタビュー時にもこんな質問をよく耳にしました。
- 「何故日本人は話せないの?」
- 「日本は大好き、日本のことでもっと話したいけど日本人は英語を話せないからできない」
- 日本の電車や信号は複雑で聞きたいけど、日本人に聞きづらい
以前にテレビでの見たような同じ質問を僕も受けました。
「話せない」ではなく、「話したくない」と言うのが僕の持論。
今回参加者を募集する時も「英語が全然話せないが参加可能でしょうか?」と言う問い合わせを受けました。
「話せる・話せない」の基準はそれぞれだと思いますが過小評価をする癖が日本人にはよくあるな~とも感じました。
実際全く話せないのか?と言うとそうでもなく、話せないというレベルと違っていました。
内心「おいおい、話せている・・・」と思ったのは胸の奥にしまっておきます
日本人の内面的な話はさておき
結果から言うと僕たちの英語は通じました、伝えることが出来ました~と言うのはハッピーな回答かもしれません。
本当は観光客の皆さんが足を止め、僕たちのインタビューを快く受け入れ、なおかつ僕たちが話している事を理解しようと聞いてくれたから通じたかもしれません。
足を止め、声に耳を傾けてくれた皆さんには本当に感謝しかないです。
外国人・日本人問わず話し手が真剣に話している時、聞き手はそれを理解しようとする。
例えそれが完璧な単語・文法・文章であるかはあまり関係ないことも実証出来ました
外国人の方は日本が大好き
観光客の皆さんに下記の質問をしたとき、色んな回答を頂きました
- ・What do you like about Japan ?(日本の何が好きですか?)
回答1 ➡ 日本の歴史にはとても興味深くて面白い
回答2 ➡ 日本の街並みは風情があって大好き
回答3 ➡ 日本の食べ物には1つ1つに味がある、また見た目がとても美しくて食べるのが勿体ない
回答4 ➡ やっぱり着物だね、こんな繊細な柄を表現出来るのは日本人だけだよ
回答5 ➡ 日本のアニメは最高だよ「鋼の錬金術師」「ナルト」「ワンピース」「ドラえもん」色々あるけどれも最高だよ
観光客の皆さんが日本を訪れた目的はそれぞれで回答にバラツキはありました。テレビでよく見るような質問と答えでした。ですが日本人としてはそんな当たり前な回答でも「日本は海外の方から愛れているんだ」ととても嬉しく、心がホッコリしました。
当日、たくさんインタビューさせてもらいました。その中でもイタリア人カップルの話は印象的でした。彼らは日本のアニメが大好きで日本語もアニメから勉強したそうで単語程度なら話せるみたい。
彼らが日本に来た目的
- 京都や大阪城などの日本の歴史建築物を見る。
- 日本の食べ物を堪能したい(※特にピザには興味津々)
- 富士山に登る
ちょっと脱線!!
ご存じでしたか・・・外国人の方は休暇を取るとき、日本と違って長期で休暇を取る人がいっぱいいることを。
- 3週間~1.5か月。人によっては2カ月以上の人もいます。日本では考えられない事ですね。
※ 日本だと仕事が気になってそこまで長い休みをとれないですね😅
外国、特に欧州や欧米圏では「仕事は仕事」「休みは休み」とキレイに線引きしているようです。
オンとオフが日本よりはっきりしているところがあるので憧れます。
話を戻します🤣
今回の旅行で日本滞在期間は3週間。その間、東京・大阪・京都・奈良・広島と言った観光名所や歴史建造物があるところを訪れる予定。
京都にはインタビュー前日に行ったようで清水寺や貴船神社、鴨川や伏見稲荷大社など主要観光地を訪れており京都の伝統ある神社やお寺、風景を満喫したそうで満足げに話してくれました。
「日本食にはとても満足した」とインタビューでも答えてくれました、見た目・味・食感どれも最高だったと最上級の誉め言葉。
目的の一つであった日本ピザを食す件に関してはいい評価はもらえませんでした。
理由を尋ねると日本とイタリアでは「小麦粉」が違うようですね。
小麦粉の種類や配分量等が少しでも違うと味は全然かわるようです。本場イタリア人からピザ愛を熱烈プレゼンして頂き、本場のピザをイメージさせてもらいました。本場イタリアのピザを食べたことのない僕は彼らのプレゼンにより暑い日差しの中、「ピザのくち」になったことを今でも思い出します。
いつかイタリアに行って本場ピザを楽しみたいと言う楽しみが増えました。と同時に僕が旅行時には彼らにイタリアを案内してもらう約束をしました。
まとめ
このイベントに参加し実際感じた事、英語及び語学は完璧でなくても相手に伝えることが出来ることでした。
話す内容を事前に考えたり、イメージして練習する事はとても大事です。練習やイメージするを反復する事で自信にもつながります。
伝えたいと真剣に話せば、相手も理解しようと必ず聞いてくれます。自信を持って話しましょう!!
イベントを行うには「日にち・時間・場所・参加人数・内容」等決めることは本当にたくさんで負担もいっぱい。今回幹事が4人ということもあり、分業制(全部するのではなくみんなで分担して進める)にしたことで1人の負担は軽減できました。イベントは1人ではなく、チームで進めていくのがおススメ。1人では思いもつかない事や考えなかったアイディアも知ることも出来、とても勉強になります。
英語はまだまだ勉強中の僕が言うのはおこがましいですが、インプットは少なめ、アウトプット多めにして実践するのがよいです・・・大体インプット2:アウトプット8 位が良いかと思います。勉強しても実践しないと成果や実感を得ることは出来ません。
実際アウトプットする事で収穫点・改善点をたくさんもらえるのでさらなるレベルアップが出来ます。どんどん話してレベルアップしましょう。
おまけ
今回、子供連れ家族にインタビューする機会が多くありました。インタビュー中1人の子供に「昨日、何を食べたの?」と英語で聞いたところ、発音が悪かったのか?抽象的過ぎたのは「何?全然わからない」と言われ、ものすごいカウンターパンチをもらった気分になりました。
子供は正直でピュア、わからない物はわからない、知らない物は知らないと直球の答えが返ってきます🤣
自分こそはメンタル高い英語勉強者だと言う方がいらっしゃれば、是非とも子供にインタビューしてみれは如何でしょうか?
どんな結果になったのか、ぜひコメントください。
その後もう一度同じ質問し、意味を理解して答えてくれました。 メンタルも鍛えることが出来ます🙌
おまけのおまけ
顔は公開できませんがみんなとの集合写真をUPします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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