バンクーバー旅行記(ZIPAIR利用)

雑記ブログ

旅行のきっかけ

今回のバンクーバー旅行は、8年来のカナダ人の友人に会うことがきっかけでした。2025年4月、その友人が第一子を出産したと聞き、お祝いも兼ねて家族旅行を計画しました。

友人とは数年前、大阪で開催された音楽フェスティバルのボランティア活動で出会いました。夫婦で参加していた私たちは偶然にも同じチームで活動することになり、自然と会話が弾みました。翌日には一緒に夕食を楽しむほどの仲に。以来、交流が続いており、今回の旅行が久しぶりの再会となりました。

子どもを連れての長距離旅行は初めてだったので少し不安もありましたが、友人の赤ちゃんにも会えるし、自然豊かなバンクーバーで家族でゆったり過ごすことを楽しみにしていました。


航空会社とフライト時間

今回利用したのは ZIPAIR Tokyo。日本航空(JAL)の完全子会社で、国際線を中心に展開するLCC(格安航空会社)です。ZIPAIRは成田空港を拠点に限られた都市への直行便を運航しており、ニューヨークやトロントなど東海岸方面にはまだ就航していません。

  • 成田 ⇄ バンクーバー直行便
  • フライト時間:行き 約8時間45分/帰り 約10時間
  • 大阪(伊丹)⇄成田間はJAL便を利用
  • 往復で大手航空会社より約15万円節約
ZIPAIR機内

LCC利用のメリット・デメリット

メリット

  • 大手航空会社より格安で渡航でき、コストを大幅に抑えられる
  • 客室乗務員の対応が丁寧で安心感があった

デメリット

  • 荷物(受託・機内持ち込み)に制限があり、必要に応じて追加料金が発生
  • 機内食や毛布、枕、スリッパなどは有料(事前予約可能)
  • 機内食は離陸後約2時間後に提供されるため、寝ていても起こされることがある

訪れた場所(抜粋)

今回は観光地を詰め込むよりも、子どもに自然体験をさせ、ゆったりと過ごすことを優先しました。

  • Granville Island
    地元の新鮮な食材やアート雑貨が並ぶマーケット。屋外では音楽演奏や大道芸もあり、子どもも楽しめます。
  • Richmond Nature Park East
    森の中を歩くトレイルが整備されており、リスや野鳥を間近で観察できます。
  • Richmond Country Farms Market
    地元の新鮮野菜や果物が豊富。価格もリーズナブルで、特にとうもろこしが絶品でした。
  • Lynn Canyon Suspension Bridge
    キャピラノ吊橋よりも混雑が少なく、森林浴を楽しみながら散策できます。
  • Kitsilano Beach
    海沿いの開放感あるビーチ。散歩やピクニックに最適です。

バンクーバーの印象

  • 時差:日本 −16時間(夏時間)。日本が昼12時のとき、バンクーバーは前日の20時。到着初日は娘が夜中に目覚めるなど時差の影響が出ましたが、2日目以降は順応できました。
  • 気候:湿度が低く爽やかで過ごしやすい一方、乾燥対策は必須。日差しは日本より強く、サングラスや日焼け止めは必須です。
  • 人柄:陽気でフレンドリー。カフェでは見知らぬ人同士が自然に会話を始める光景も。
  • 子ども&お年寄りに優しい:バスで満員でも自然に席を譲る文化があります。

思い出の味

今回の旅で一番印象に残ったのは、Richmond Country Farms Market のとうもろこし。収穫されたばかりの甘いとうもろこしは、3本でUSD1.5(1本あたり約75円)。娘はあまりの美味しさに1本をペロリと平らげました。夏のバンクーバーを訪れるなら、ぜひ試してほしい味です。


まとめ

今回のバンクーバー滞在は、観光よりも「人と時間」を大切にする旅になりました。友人との再会、地元の人との温かい交流、そして自然の中で過ごす時間。旅行は観光地を巡るだけでなく、その土地の空気や文化、人々との触れ合いを感じることで、より豊かな思い出になります。

また次に訪れるときも、同じようにゆったりと過ごし、地元の生活に溶け込む旅を楽しみたいと思います。


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