ふじおかの挑戦!!(ねんトレ編)

子育て

娘も無事に4カ月を迎え、毎日元気にすくすく成長しています。子供の成長は大人より早いと感じながら、彼女の成長を一番近くで見守らせてもらっています。

妻と僕は娘が産まれてからすぐに取り組んでいることがあります。それが「ねんトレ」です。今、4か月を迎えた娘は自分で寝ることができるようになりました。つまり、いわゆる「セルフねんね」と呼ばれるものです。「ねんトレ」や「セルフねんね」という言葉は普段ではあまり聞き慣れないかもしれませんが、お子さんを持つお母さんやお父さん、ご家族の方々は一度は耳にしたことがあるかもしれません。

このトレーニングを娘と始めるにあたって、いくつかのヒントや気づき、経験を得ることができました。今回はその経験を共有したいと思います。

目次

  • 「ねんトレ」って何?
  • 「ねんトレ」をする目的
  • 「ねんトレ」をしてみて思ったこと
  • まとめ

「ねんトレ」って何

「ねんトレ」とは「ネンネトレーニング」の略称です。

赤ちゃんが本来持っている「自分で寝る力」を引き出すため、お母さんやお父さん、また支えてくれる人たち全員が生活やリズム作りをサポートし、赤ちゃんがひとりで眠りにつけるように習慣づけるトレーニングのことを指します。

「ねんトレ」をする目的

目的と言ってしまえば、確かにそうかもしれませんが、やはり一番の目標は「赤ちゃんが自らの力でぐっすり眠れる能力を身につけること」ではないでしょうか?

私たちも、目標を達成するにはたくさんの時間がかかります。それと同じです。特に赤ちゃんは、この間までお母さんのお腹の中で過ごしていましたから、すぐにできる物ではありません。したがって、僕たちは娘が生まれてから、リズムがある程度定着するまでは同じことを出来るだけ同じ時間に行うようにして、少しずつ少しずつ積み重ねていくよう努めています。

ねんトレをする理由はご家族によって様々ですが僕たち夫婦がねんトレをするの理由は主に3つです。

ぐっすり夜通し寝るため

睡眠は健康にとってとても重要であり、十分な睡眠を得ることは身体や脳に良い影響を与えます。十分な睡眠が得られないと、集中力が散漫になったり、ストレスが溜まったりして、育児や日常生活に支障をきたすことがあります。ねんトレをすることで、赤ちゃん自身が寝るリズムを身につけ、回りのサポートなしに寝ることが出来る。その結果僕たちも良質な睡眠を得ることができると思いはじめました。

心にゆとりを持って育児するため

育児は体力的・精神的にも大変なことも多いことを今、身をもって体感しています。心に余裕を持つことで、トラブルやハプニングなど柔軟な対応できます。ゆとりを持つことで、育児により集中することが出来ます。

産後の身体的および精神的軽減のため

出産後の身体的および精神的な変化は、多くの女性にとって大きな課題です。これは産後のダメージと見なされることがあり、産後のダメージにはさまざまな側面があります。

  • 身体的な変化: 出産により骨盤や骨格に変化が生じることがあります。また、腹部の筋肉が緩んだり、ストレッチマーク(妊娠線や肉割れなどを指す)ができたりすることもあります。これらの身体的な変化は、女性の自信や身体への不安を引き起こすことがあります。
  • 産後うつ: 出産後にうつ病や不安障害に陥ることがあります。ホルモンの急激な変化、睡眠不足、育児のストレスなどが原因となります。産後うつは、母親だけでなく家族全体に影響を与える可能性があります。
  • 骨盤底筋群の弱化: 出産により骨盤周りの筋肉は弱くなることがあります。これは尿漏れや骨盤の不安定感を引き起こす可能性があります。
  • 睡眠不足: 赤ちゃんの夜泣きや授乳のための夜間の起きがけなど、新生児のお世話により、母親は十分な睡眠を得ることが難しくなることがあります。睡眠不足は身体的な健康だけでなく、精神的な健康にも影響を及ぼします。

妻の産後うつに特に注意する理由は、育児の中心が「母親」にあるという事実にあります。家庭ごとに育児の形態や主体は異なりますが、私たちの家庭では「母親」が核となっています。これについて再認識したポイントは以下の通りです。

一つ目は、妻と赤ちゃんの一緒に過ごす時間が長いということです。妻が赤ちゃんと一緒に過ごす時間が長いため、お互いの信頼関係がより深まり、構築されると感じています。

もう一つは、「母乳」です。むすめは現在母乳ですくすく育っています。妻が摂取した栄養が母乳となり、むすめがそれを摂取することで成長します。母乳は赤ちゃんの成長を促進させる大きな栄養素になります。これがお互いの信頼関係を強化していると考えています。

「ねんトレ」をしてみて思ったこと

むすめが産まれて4か月が経ち、ねんトレを始めてからの効果を100%享受しているかと言われれば、答えはNOです。正確には、まだです。ねんトレは赤ちゃんの睡眠リズムや生活サイクルを家族や関係者と共に築いていくプロセスであり、これを体得させるには長い年月と一緒に行う忍耐強さが必要になります。そのため、その効果を受けるにはまだまだ先があります。

ですが、4か月経った今、効果は少し見え始めて来ました。

  • 眠くなると特定の仕草を始める(むすめの場合は左指をなめる)
  • ベッドに置くと自ら寝る準備を始め、眠りに入る
  • 寝起きはいつも笑顔(十分な睡眠をとっているため)

昔は、赤ちゃんをいっぱい疲れさせてから寝かせるのが一般的でしたが、現在のねんトレの研究ではこの方法は推奨されていないそうです。赤ちゃんは疲れすぎると、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌され、かえって眠りが妨げられると言われています。

参考資料及びURL(日本人初、子どもの睡眠コンサルタントで有名な愛波文さんのブログ)

赤ちゃんは疲れすぎると眠れない!? | 愛波あやオフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

「赤ちゃんには月齢ごとに活動できる時間がある」というのは育児やねんトレをすることで勉強する事ができ、僕自身はよい経験になりました。

今後、電車や道で泣いている赤ちゃんを見ると「疲れすぎているのかな?」とか「睡眠時間が十分でないのかな?」と考えてしまいねんトレを勧めてしまうかもしれません。

ねんトレに関しては色々な本やメソッドがあります。その中でも僕たち夫婦が参考にし、むすめと一緒に始めるきっかけになった本を紹介します。


まとめ

「ねんトレ」は赤ちゃんが持っている睡眠パターンや生活リズムを整える貴重な手段であり、赤ちゃん、ご家族全員にメリットがあることがわかりました。

ねんトレを実践する際には、根気よく取り組み、一貫性を持ち、赤ちゃんに真剣に向き合うことが必要です。赤ちゃんにとって睡眠は「成長」と「発達」するために極めて重要であり、健康的な睡眠習慣を育てることがとても大切だと実感しています。私たちはねんトレを始めてまだ4か月しか経っていませんが、これからも赤ちゃんの成長に合わせて環境や習慣、行うことを調整しながら適切なねんトレを続けていく必要があります。

愛する我が子が寝起きでニコニコ笑顔を見せると、辛いことや疲れも吹き飛んでしまいます。しんどいこと、辛いこともいっぱいありますが続ける理由はここにあるのかもしれません。これからもねんトレは続きますが楽しくやっていきたいと思います。

読んで頂きありがとうございました。

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