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【育児日記】2歳児、調子が良いと思ったら体調を崩す…その繰り返しに思うこと
ついこの前まで、元気いっぱいに走り回っていたのに…。
「なんだか最近調子いいな」「少し余裕ができてきたかも」そう思った矢先、突然の発熱や咳、鼻水――。
2歳児育児をしていると、この“絶好調の後にやってくる体調不良”のループに、何度も心が折れそうになります。
今回は、わが家の2歳児との日々を振り返りながら、子どもの体調の波について、思うこと・気づいたことをまとめてみました。同じような経験をされているママ・パパに、少しでも共感や安心感を届けられたら嬉しいです。
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■「あれ?最近、育児がちょっと楽かも?」
2歳を過ぎたころから、少しずつ会話が成立し始め、意思の疎通ができるようになってきたわが子。
・自分で靴を履くようになった
・「ママ、だっこして」など、言葉で気持ちを伝えてくれるようになった
・お昼寝のリズムが安定してきた
そんな些細な“成長”の積み重ねに、親としては「手がかからなくなってきたな」と感じる瞬間があります。
外出もスムーズ、お友達とも少しずつ遊べるようになって、公園に連れて行くのも前ほどの気疲れがなくなってくる――。
「やっと余裕が出てきた」と感じる、そんな時期がやってきます。
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■そんな矢先、突然の体調不良
しかし、油断したそのタイミングで、決まってやってくるのが“体調不良”。
・夜中に急に泣き出し、体が熱い
・朝からぐったり、食欲もなし
・咳が止まらない
・鼻水がどんどん出て、眠れなくなる
わが家では、月に1~2回、必ずと言っていいほど体調を崩します。特に季節の変わり目や、湿度が高くなった時期は要注意。
1日で回復することもあれば、長引くこともあります。そして、看病疲れした親も一緒に体調を崩すことも。
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■なぜ、体調を崩しやすいの?
調べてみると、2歳児はまだ免疫力が未熟で、大人に比べてウイルスや細菌に対する抵抗力が弱いとのこと。また、保育園に通っている場合、集団生活によって風邪をもらいやすいのも当然です。
それに加えて、2歳前後は急激な成長の時期でもあります。
・体力はあるが、まだ無理がきかない
・言葉で不調を伝えきれない
・環境の変化に敏感
つまり、心身ともに「ゆらぎやすい」年齢なのです。
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■看病の日々、親も限界
体調不良になると、普段より甘えん坊になり、抱っこや添い寝が欠かせません。夜中の咳で何度も起きたり、水分を摂らせたり、熱を測ったり…。
わが家では、ようやく寝かしつけたと思ったら、自分が寝落ちしていて、夜の家事ができないまま朝を迎えることもしばしば。
「自分の時間がまったく取れない」
「常に緊張状態で、心も体も休まらない」
そんな看病の連続に、心が折れそうになることも多いです。
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■でも、「体調不良」も成長の一部だった
最近ふと思ったのは、体調不良=悪いこと、とは限らないということ。子どもは病気を通して免疫をつけ、強くなっていくのだと改めて気づきました。
熱が下がった後にできるようになったこと、言えるようになった言葉。
「少し前までは“イヤイヤ”してたのに、今は素直に薬を飲んでくれた」
「体調が回復したら、ごはんをもりもり食べてくれた」
こうした小さな変化に、成長の芽を感じる瞬間があります。
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■親にできることは「波を受け入れること」
この頃は、「また風邪?」「せっかくの予定が…」と焦る気持ちを、少しずつ手放せるようになってきました。
2歳児との生活は、“良いとき”と“しんどいとき”が波のように交互にやってきます。その波を完全にコントロールするのは無理。でも、乗りこなすことはできるかもしれない。
予定が崩れても、「今はそういう時期だな」と受け止めて、自分に優しくする。
しんどい時こそ、最低限のことだけでいいと思うようにする。
たとえば、
・掃除はしない日があってもいい
・冷凍食品やデリバリーに頼ってもいい
・SNSは見ないで、自分のペースで過ごす
そんなふうに、頑張りすぎない選択が、親にとっても子どもにとっても、優しさにつながる気がしています。
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■最後に:同じように悩むあなたへ
「せっかく元気になったと思ったのに、また熱…」
「仕事の予定もあるのに、どうしたらいいの…」
そんなふうに、先が見えない不安に押しつぶされそうになること、きっとたくさんあると思います。
でも、大丈夫。体調を崩しやすいこの時期も、必ず終わります。子どもは少しずつ、でも確実に強くなっていきます。
私自身、そう信じて、今日も鼻水拭きと抱っこの日々を過ごしています。
同じように育児をがんばっている皆さん、今日も本当にお疲れさまです。
あなたが少しでもほっとできる時間を持てますように。
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